目次
💰【第2章】投資って危険?安全?─正しく知る
③ 投資=ギャンブルじゃない?
◼ まず、こんなイメージありませんか?
「投資って、株価が上がったり下がったりして、ドキドキする」
「運ゲーじゃないの?」「損したら怖いし…」
はい、その気持ち、すごくわかります。
でも実は──“投資”と“ギャンブル”は、似てるようでまったく違うものなんです。
◼ ギャンブルの特徴
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一瞬で勝ち負けが決まる(短期勝負)
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運に大きく左右される
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仕組み的に「胴元」が勝つようにできている(パチンコや競馬など)
◼ 投資の特徴
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長期的にじわじわと資産を育てるもの
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経済の成長を味方にする
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基本的には「持ち続けてる人」が勝ちやすい
◼ 例えるなら…
ギャンブルは短距離走。投資はマラソン。
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ギャンブル → 「今日は勝てるかな?」の繰り返し
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投資 → 「10年後、20年後にゴールするためにゆっくり走る」もの
④ 投資信託・ファンドってなに?
◼「よくわからないから自分で選べない」というあなたに
株を1社1社選ぶのって、正直めっちゃ難しいですよね。
「どの会社がいいの?」ってなるし、決算資料なんて読めないし…
でも大丈夫。
それを全部プロや仕組みがやってくれるのが「投資信託(ファンド)」です。
◼ 投資信託とは?
たくさんの人から少しずつお金を集めて、プロがまとめて運用してくれる仕組み。
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自分1人じゃできない「分散投資(リスク分散)」が自動でできる
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数百円〜数千円の少額から始められる
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運用結果は「基準価額」でチェックできる
◼ 投資信託のイメージ
👩🍳「シェフにおまかせの料理コース」のようなもの。
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シェフ(=ファンドマネージャー)が、材料(=株や債券)を選んで、バランスよく料理(=運用)してくれる。
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自分はそれを買って食べる(=保有する)だけ。
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だから「失敗しにくく、楽ちん」なんです。
◼「時間を味方につける」ことが大事
株や投資信託は、短期間で上下することもあるけど、
たとえば世界経済全体は、この100年間ずっと右肩上がり。
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1929年:世界恐慌
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1987年:ブラックマンデー
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2008年:リーマンショック
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2020年:コロナショック
これらを乗り越えて、株価はずっと回復してきました。
だからこそ──「長期で持つ」ことが、一番の強さになるんです。
💡 ここで伝えたい「やさしい真実」
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投資はギャンブルじゃない。長く続けるほど、味方になってくれる
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難しいことはプロに任せてOK(=ファンドを活用)
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少額で始めて「時間」をかければ、未来の自分を守れる
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