さいコインで税金を払うと3%還元?PayPayでは得しない仕組みを解説

お金を作る

さいたま市の皆さん、「さいコイン」はご存知ですか?

利用できる店舗は急速に伸びており、格段に使いやすくなってきました。
さいたま市の駅や店頭のポップで見かける事もあるのではないでしょうか。

ここではメリットとデメリット、有名なPayPayとの比較を行います。

 

目次

◆ さいコインとは?

さいたま市内の加盟店で利用できる「デジタル地域通貨」いわゆる電子マネーです。
スマホアプリ【さいたま市みんなのアプリ】を通じてチャージ・支払い・ポイント受け取りなどが完結する仕組みです。

・銀行からのチャージ時に3%ポイント還元(令和7年度中)
・期間限定キャンペーンで、支払い時に高額ポイント還元
・発生したポイント「たまポン」は1pt=1円で利用可能

 

メリット

1.税金の支払いで得をする

・市税や公共料金など、一部の支払いがアプリを通してスムーズに完了。
・さいコインで決済できる。
税金の支払いの為にチャージした金額にポイントが付く(詳細は後述)

2.高額ポイント還元キャンペーンが定期的にある

・チャージ額に対して高額還元キャンペーン発生する場合がある
・タイミングよくチャージすると、実質“お金が増える”感覚で使える
・キャンペーンは期間限定なので、公式発表を常にチェックすると◎

3.提携店舗が増えている

・大型チェーン、個人商店、飲食店、スーパー、サービス業など幅広く拡大中。
・日常生活で自然に利用機会が増え、地域内経済の循環にもつながる。
・地元のお店の発見にも役立つ。

4.期間限定の「来館ポイント」がある

・市の施設や公共施設に来館するだけでポイントが付与されることがある。
・図書館・文化施設・スポーツ関連施設などで実施されやすい傾向。
・利用を促すための施策なので、積極的に行くとお得。

5.行政ポイントが付与される場合がある

・子育て支援、福祉、イベント参加など、行政施策に合わせてポイント配布する事がある。
・市民サービスと連動しているため、生活と密接に関わるポイントが受け取れる。

 

デメリット

1.「さいコイン」と「たまポン」がわかりにくい

・チャージ時に支払いで使用できるのが「さいコイン」
・ポイントとして付与されるのが「たまポン」
つまり、
お金=さいコイン
ポイント=たまポン
という事になります。

2.「さいコイン」が使えるからと言って「たまポン」が使えるとは限らない

高額還元されるたまポンですが、さいコインが使用できる店舗でも、
たまポンが使用できない店舗があります。
たまポンが利用できる店舗も増えてきていますが、多少限定的。

たまポンが利用できる店舗は
・売場面積の合計が1,000平方メートル以下の店舗
・市内に本店がある法人または市民が経営する店舗
のいずれかを満たすことが条件となっているようです。

セブンイレブンは市内に本店がありませんが、売場面積合計が1,000平方メートル以下なので
たまポンも使用可能ということになります。

3.「たまポン」の有効期限が短い

たまポンの有効期限は最終付与日・使用日から180日間となります。
有効期限が短いのは地域活性化、消費を促すためです。

さいコインとPayPayの比較

地域限定で認知度があまり高くなく、現在有名なPayPayを使用している人にとって
さいコインは魅力が薄く見えるかもしれません。

もちろんPayPayも便利なのですが、ここでちょっと2つを比較してみます。
PayPayに慣れてるからそっちでいいや~!と思う方、必見です。

最大のメリット、納税時にポイントが付く「さいコイン」の仕組み

・さいコインは、チャージ時にポイント付与
・PayPayは支払い時にポイント付与

この2つが決定的に違います。

国と自治体が「公金支払い時のポイント付与禁止」を原則化していますので、
公金支払い時(税金、公共料金、役所手続きの費用など)は
ポイント付与できません。

このため、PayPayのほか、
楽天ペイ
d払い
au PAY
いずれも 「納税ではポイント付与なし」 というルールになっております。

しかし、さいコインはチャージ時にポイント付与されるので、チャージした金額を税金支払いに使えば、結果として「納税で3%得した」形になります。

【結論】
・「PayPay」で納税した場合、ポイントは付かない
・「さいコイン」も納税時した場合、ポイントは付かない
・「さいコイン」はチャージ時に3%ポイントが付くため、
  実質“納税で3%得する”】

さいコインで納税すれば、税金や公共料金が3%安くなり、PayPayで納税すれば、税金や公共料金はそのままと言う事になります。
圧倒的にお得ですね。

ポイント付与率の違い

・さいコイン

・チャージ時に3%(令和7年度まで)
・時折、高額還元キャンペーンがある

・PayPay

・支払い時、支払額の最大2%
・基本付与率0.5~1%
・条件達成で+0.5%
・ゴールドカード特典で+0.5%
・キャンペーンは頻繁にあるが、運による要素が大きく、低還元

 

さいコインPayPay比較まとめ

利用できる店舗

PayPay:圧倒的多数
さいコイン:地域限定
たまポン:更に店舗限定

ポイント有効期限

PayPay:通常ポイントの有効期限なし
※期間限定ポイントやキャンペーンポイントは一定期間
たまポン:最終付与日・使用日から180日

ポイント付与率

PayPay:最大ポイント付与率2%は複雑で敷居が高く、大体の人は達成できない
さいコイン:チャージ時に安定して3%たまポン付与(令和7年度)

キャンペーン

PayPay:運要素有り、条件複雑、低還元
さいコイン:定期的なキャンペーン、現状高還元率

現在さいコインはキャンペーン中。チャージ時3%、支払い時に15%のたまポン
還元キャンペーン中です。(令和8年1月15日迄)

どちらにも言えますが、ポイント付与率を高めるために無駄な買い物をしてしまい、
結果的に無駄遣いにならないように注意しましょう。

 

私は税金支払いで6,000ptのバックがありました。
節税に力強く貢献してくれますよ。

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