将来を決められない人へ送る、もう一つの選択肢

マインド

どうも、ガーネーです。

皆さんは小さい頃、将来何になりたいと思っていましたか?

私は保育園の時、バスの運転手になりたいと思っていました。

園にあったフラフープを大きなハンドルに見立て、
バスの運転手さんごっこをしていました。

将来バスの運転手になって、
「お父さんとお母さんをタダでバスに乗せてあげる」

そんな、今思えばとても可愛らしいことを言っていた記憶があります。

しかし残念ながら、私はバスの運転手にはなりませんでした。


目次

大人になるにつれて見えてくる現実

大きくなるにつれ、人は現実を知ります。

それが
本当にやりたい事なのか
やりたくない事なのか
そもそも無理な事なのか

そういった区別が、徐々につくようになるからです。

就職や将来の事を決めなければいけない時、
バスの運転手は既に、選択肢の外側にありました。


では大人になったその時、何になりたかったのか?

答えは、
何になりたいか分からなかった、です。

将来の不安はありました。
しかしその漠然とした将来の不安の解消方法はわかりません。
誰も教えてくれないのです。

その中で、何になりたいと決めるのが嫌で、怖いものでした。

「とりあえず」
「なんとなく」

条件の良さそうな所に就職して、仕事をしてみる。

仕事の内容は、
「とりあえず」
「ある程度給料が良い」から。

そしてそのまま、ズルズルと
やりたくない仕事を続けて行き、
いつの間にか大人になる……。

そんな経験や不安はありませんか?

正直、割と多いと思います。

私もその一人でした。


なぜ人は「決められない」のか

目標設定をして行動し続ける人や、
夢に挑戦し続ける人は、実は稀です。

それは仕方のない事です。
とても難しい事なのです。

「失敗したらどうしよう?」

そう考えるのは、極めて自然な反応です。

学術的には、このような心理にはいくつか名前がついています。


① 損失回避バイアス(Loss Aversion)

「得をする喜び」よりも
「失う痛み」を強く感じる性質です。

昨日パチンコで10,000円勝っていたのに、
今日9,000円負けた

この場合、+1,000円で得をしているはずなのに、
9,000円を失った事実のほうを重く受け止めてしまいます。

そのため
「動かない」
「決めない」

ほうが安全に見えてしまいます。


② 現状維持バイアス(Status Quo Bias)

今が多少つらくても、
変化より現状を選びやすい性質です。

将来が怖いというより、
「未知」や「環境変化」を避けようとします。


③ 後悔回避バイアス(Regret Aversion)

「あの時こうしていれば……」
という後悔を恐れる傾向です。

  • リスク志向型:やらないと後悔すると思うタイプ

  • リスク回避型:やって失敗すると後悔すると思うタイプ

「自分が選んだ」結果、
失敗や損失を被るという事実が重くのしかかります。


④ 不確実性回避(Uncertainty Avoidance)

先が見えない状況を、
人は本能的にストレスとして感じます。

将来が怖い、
決めるのが怖い、

それは不確実性に対する
自然な防御反応なのです。


私が選んだ方法は「反面教師」でした

話を戻します。

様々なバイアスが働く中で、
何か「大きな事を決める」というのは、とても難しい事です。

なので私は、
自身の将来について
「なりたくない者にならない」
という方針を取りました。

つまり、反面教師です。

大きく決めず、
小さく、細かく、増やしていきました。

後悔回避バイアスが強く働いていたのかもしれません。


例えば、こんな具合です

・恥ずかしい大人になりたくない
・ホームレスになりたくない
・貧乏になりたくない
・お金に困りたくない
・不衛生・不潔になりたくない
・嫌われ者になりたくない
・怪我をしたくない
・病気になりたくない
・ゴミ屋敷で暮らしたくない
・孤独になりたくない

出会った人、すれ違った人を見て、
嫌な行動や発言をする人は反面教師にしてきました。

もちろん、
素敵な方は真似をして、参考にしました。

そうして「ふるい」にかけて行く事で残るモノ。
それがつまり、自分の目指していたものとなったのです。


将来が見えない人へ

将来が不安で夢や形、道筋が見えない方は、まず

  • やりたくない職業
  • なりたくない人物像

これらを集めてみるのは如何でしょうか。

もっと細かく例えると、

・電車通勤したくない
・服装や髪型は自由でいたい
・デスクワークはしたくない
・肉体労働はしたくない
・営業はしたくない
・プログラミングはしたくない
・掃除はしたくない
・他人と一緒に居たくない
・一人で居たくない
やりたい事の条件とは別の視点、やりたくない事を消去していくと残るのは「できる事」です。

大きく決めずに、小さく決める

大きな事を決めるのは難しい事です。
苦手な方は多いと思います。

ですが、
この「決める事」は訓練で慣れていきます。

日々、小さなことを選び、
決めていく習慣をつけると、
決断能力は確実に高まります。

・開けたら閉める
・出したらしまう
・ゴミは捨てる
・食べた食器は下げる
この様な日常の小さな事でも、決めて行動するという訓練が行われます。

積み重なるのは、努力だけではない

夢を叶えるには努力が必要で、
プラスを積み重ねるのは大変かもしれません。

だからと言って何もしなくても、
マイナスは放置すると問題になります。

努力は積み重ねが大きなものを生み出すのと同様に
怠惰の結果もまた積み重なります。

怠惰の積み重ねは、
人間性を失うリスクを孕みます。

人間性を失った先に、
幸せや心の豊かさ、お金はありません。

私は今までの人生において、そういう人達をたくさん見てきました。
何なら、今でも毎日見ています。
それだけは絶対に避けたかった。

避け方を失敗して、
着地を誤った事もありました。

ですが、そのおかげで
今は跳び方も覚えました。

リスク管理ができるようになると、
大きな失敗や事故に遭う確率は、確実に下がります。


消去法でも、道はできる

誰もが最初から大きな目標を持っているわけではありません。
幼いころから大きな夢を持ち、ひたむきに努力し続ける人は逆に言えば「異端」なのです。
「イチロー」みたいにとか「大谷翔平」みたいにとか、参考が高すぎて見えないのです。
大人になってから目標を持ったり、軌道修正しても良いのです。

やりたい事もなく、消去法で生きてきた人生ではありますが、
その結果として、今の私は幸せに生活できています。

夢が見えない時は、無理に描かなくても良いと思います。

今日一日、
「これはやらない」と決めるだけでも十分です。

小さな選択の積み重ねが、
気づいた時には、自分なりの人生を形作っています。

急がなくても大丈夫。
人としての道、方向性を間違わなければ
自然と理想の自分に近づいて行けると思います。

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