なぜ貧乏になったか【詐欺被害一覧と反省録】

どうも、ガーネーです。

私は資産を築く前、様々な詐欺や失敗を繰り返しました。

振り返ってみると、完全に詐欺界の優良顧客であり、情報弱者にも程があります。

愚かな過去だったとはいえ、恥を晒す事により

誰かをこのような被害から助ける事が出来るかもしれない。

そう思い、私の失敗談を纏めて行こうと思います。

 

目次

【詐欺被害】

・国際パテント貿易株式会社:著作権譲渡詐欺

著作権使用料が入ってくる著作権を分割で譲渡(販売)しますよという詐欺。
世の中の顔認証システムの大元である著作権を持つと言う。
選ばれたもの感が半端ない、今考えると宗教じみた詐欺でもある。

被害総額は300万円以上。

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【詐欺体験談】お金を貸すのに公正証書を作った結果…ただの不発弾だった

 

・株式会社SITE:ドロップシッピング詐欺

秋葉原に拠点を置いていた詐欺会社。
初期費用50万円でECサイトのデザインを提供。仕入れ先の手配を行い無在庫販売の仲介を行う。電話のサポートもあり、アドバイスも行っていたが、急に連絡が取れなくなる。代表取締役は詐欺容疑で逮捕時、株式会社サイトという名前は検索しても引っかかりにくい名前を採用していると発言。既にネットの記事にも埋もれてしまった詐欺事件。

被害総額は50万円。

 

・ネットワークビジネス:化粧品

ネットワークビジネス、いわゆる合法ねずみ講。
合法であるが故、詐欺では無いが、成果が残せなければ月額料金を支払い続けるのみ。
上位ランクに行くために初期費用30万円を知人の名前を借りて自腹で出費。
クーリングオフされ、お金を奪われる。
人間関係の崩壊で退会。
大赤字のみ残る。

被害総額は100万以上。

 

・ネットワークビジネス:競馬投資運用

競馬が分からなくても当たる、競馬ソフトの販売。

こちらは競馬を利用し、投資運用を行うと言う名目のネットワークビジネス。

営業を行う者が使用しないと説得力がないので自らも使用。
ルール通りに運用すればホントに当たる。
実際の所、運用というよりも当たるまでやるが正解。

1万円を投資すると、約2万円になる計算で複数の勝てるパターンの馬券が計算されて出てくる。当たらなければ、次のレースを倍の金額で購入。

1万円で負ければ次は2万円を買い、勝てば4万になる。
2万円で負ければ次は4万円を買い、勝てば8万になる。
4万円で負ければ次は8万円を買い、勝てば16万になる。

続けることが出来ればそれなりには当たるが、1度も当たらない日も存在する。

低額でやっても大して稼げず、月額費用(2万円超)に負けてしまう。
1万円運用は必須。

当然、高額な運用なので途中で軍資金が尽きる人間が多数。
潤沢な運用資金と、屈強な精神力がなければすぐに破綻する。

競馬運用と言っていたが、出来る人間はほぼ居ない。
詐欺では無いが、結果を出し続けることが不可能に近い。

競馬ソフトを売るよりも競馬で勝った方が楽じゃん!という気持ちで没頭してしまい、
大損害を出す。

被害総額は70万円以上。

 

・ネットワークビジネス:メッセージアプリ

LINEを超えるアプリを作ると言うネットワークビジネス。

LINEにはメッセージを送信してしまったら最後、削除が出来ない。

メッセージを削除できるLINEに酷似したアプリを作成し、ポイントも稼げるようにする。

絶対失敗する確信しかしていなかったが、当時はネットワークビジネス病にかかっており、

尊敬する先輩から誘われたのもあって、楽しかった部分がある。

自分が夢のため、成功のために動いていると言うモチベーションだけで生きていた時期。

被害総額は100万以上。

 

金つみたて事業

メッセージアプリのネットワークビジネスより派生。

同系列社の新たな事業。
毎月、スイスの銀行にゴールドの積立を行う。
当時は金の価格が5,000円以下だったので、貯金感覚で手ごたえがあった。
しかし3カ月程で運用が頓挫し、3カ月程積立てていた資金が行方不明となる。

被害総額は1.5万円。

 

両替機事業

初期投資50万円。
2020年の東京オリンピックのインバウンド需要を狙い、両替機を設置する。
両替手数料を分割して出資者に支払うと言うもの。

設置時期の大幅遅延や、当初の予定と違う両替機の仕様変更(暗号通貨両替機)があった。
更に計画は頓挫。
何年も計画停止中となり、説明も再開の兆しも無し。
何年かかけて40万円の返金があった。

当時の40万円分のビットコインでの返金となり、その後にビットコインの価格は高騰。
偶然ではあるが、金銭的な被害は発生しなかった。

ビットリージョンによるHYPE詐欺

HYPEとは
“High Yield Investment Program(高利回り投資プログラム)”
のことで、高配当をうたう投資プラン。
ただし、実態は詐欺的なポンジ・スキーム(自転車操業型) だった。

「ポンジ・スキーム(Ponzi Scheme)」とは――
“新しい出資者のお金で、前の出資者に配当を払う”だけの詐欺的投資手法 のこと。

1日で貸し出したビットコインの1%の利息を得る事が出来ると言う。
初回ではちゃんと利益が出たので信用してしまい、2回目を行ってしまう。
残念ながらそのビットコインは帰ってこず。

被害総額は2BTC以上。当時のビットコインとしては20万円以上。

ただし、この時に残ったビットコインの欠片が1BTC1000万円を超える時代に突入したので
「ビットコイン全体に関わる損益」としてはプラスになっている。

そのまま2BTCを持ち続けていれば、2025年10月時点で3200万円となっている。

 

【失敗】

暗号通貨の短期売買

ビットリージョンによるHYPE詐欺で痛い目を見たので、やり方を変える。
後輩の誘いで暗号通貨の短期トレードに手を出し、大半の暗号通貨を溶かす。
当時20万で購入したADAコインは80万枚。100万枚まで増やしたこともあったが、
最終的には5万枚ほどまで溶かした。

2025年10月で1ADAは100円前後。
そのまま持っていれば億り人である。

それでも1ADA:70円の時に売却したので損はしていないのだが、悔しいものである。

 

まとめ

こうしてまとめてみると、恐ろしい程に引っかかりまくっていますね。

金儲けの事しか考えておらず、仕組みを考えずに飛びついていました。

今となっては考えられません。

すべてが他力依存型の成功幻想」へと収束しており、

人がどのようにして詐欺に引き込まれるかの心理的プロセスが自然に見えてきます。

特に「選ばれた感」や「社会貢献」をくすぐるビジネスは危険です。

 

現在はNISAを活用し、投資信託で資産を順調に築く事が出来ています。

この失敗が無ければ辿り着けなかった境地とはいえ、中々に高い授業料や無駄な時間を費やしています。

欲にかられる気持ちはわかりますが、知識が無ければ搾取されるだけです。

大切なお金です。増やすよりもまず先に、無くさないように身を守る力を付けましょう。

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